余暇活動に参加して(親の体験)


 
 スポーツ活動でス半一合宿に参加したときのこと。思うように支度が整わ

 ない息子をサポートしてくださる方に「手を煩わせて申し訳ない」と感じて

 いた私ですが、その方に「親がいると甘えるから、次からお母さんは来なく

 ていいですよ」と声をかけられたとき、思いもよらないその言葉に涙が溢れ

 てきました。当時の私は母親の自分か誰よりも一生懸命にならなければいけ

 ないという必死さがあったので、「ああ、一人で頑張らなくてもいいんだ。

 手を差し伸べてくださる方に委ねてもいいんだ」と思えたことは、私にとっ

 て大きな転機になりました。

 余暇活動のよさはたくさんあります。子どもとの距離も少しでき、親もゆ

 とりを持って子どもを見られるようになります。専門家の手にかかると、親

 からしたら到底無理だろうと思うことでも、思いがけないほどの伸びを見せ

  ることもあります。そういうとき、「親だけで子どもに接することは、子ど

 もの成長を制限してしまうこともあるのかもしれない」と感じました。経験

 や充実感だけでなく、ほかの人よりゆっ<リでも確実に成長しているという

 実感が得られることや、本人が「自分の好きなこと」を知っているという豊

 かさも余暇活動を通じて得られます。そして何よりもの宝は、息子だけでな

 く、私自身も多くの仲間を得られたことです。ぜひ、多くの親御さんにお子

 さんの余暇活動を通じて、親子ともに楽しみを見つけてほしいと思います。
(M. Iさん)

 
  余暇活動を通して、相手の思いや気持ちを聞くこと、自分の気持ちを

  伝えるということができるようになりました。とてもいい経験ができて

  いると思います。自ら楽しいことを見つけ、それを楽しむ力もしっかり

  と育ててもらったと思います。これもお友達やスタッフ、ボランティア

  の方々とのかかわりの中で育まれたものですね。とても感謝しています。

  生活の中で見通しを持って活動ができるようになったこと、いろんな人

  に見守られ、大切にしてもらっていると本人が感じられることも、良かっ

  たと思うことです。子どもだけでなく、親自身も活動を通じ、たくさん

  の方に支えていただきました。地域で支援をしてくださる方との交流が

  持てたことも余暇活動から得られた大切なものになっています。(A.Y さん)


 余暇活動に参加してよかったことは、学校以外に本人が一人で行って、

 一人で帰ってくる場所ができたことですね。また、参加する、しないという意

 思決定ができるようになったことも余暇活動で得られた成果の一つで

 す。周囲に温かく見守られながら、好きなようにさせてもらえる場所は

 なかなかあるものではありませんので、とてもありかたいと思っていま

 す。余暇活動はいろいろな年齢の人との出会いの場でもあり、また、子

 どもが親から離れるきっかけにもなります。活動への参加は私たち親に

 とってもある意味冒険でしたが、子どもを一人で外に出すという自立へ

 のきっかけにもなりました。子どもの世界を広げる場になっていますし、

 親もほかの保護者の方の話を伺うことができてとても助かっています。
(Y.0さん)


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